
イタリア語は、イタリアの他にサンマリノやスイスなどの公用語。イタリアの魅力は日本でも広く紹介され、美術、ファッション、料理、映画、スポーツ、音楽など、イタリア文化を身近に感じる機会はたくさんあります。イタリア語の発音はほぼローマ字読みでOKなので、日本人にとって学びやすい言語ともいえ、歌うような抑揚も特徴的です。イタリアの言語と文化を学んだ後は、イタリアの食料品や建築資材の輸入商社、アパレル会社などで活躍する道も広がっています。
ゼロから学ぶイタリア語の文法を、初めは日本語で、慣れてきたらイタリア語だけを使って学んでみる。留学先と同じようなスタイルで学びを進めたり、イタリア映画を題材に読解力を磨いたりと、多彩な授業を組み合わせてイタリア語を学修します。「実用イタリア語検定」の試験対策や翻訳、通訳、イタリアのポップカルチャーを学ぶ授業も充実。イタリア語やイタリアの文化背景を総合的に理解するカリキュラムが整っています。
ローマやフィレンツェ、ベネチアなどの観光都市を抱えるイタリア。その世界遺産登録数は世界最多。古代ローマに代表される歴史文化が現代も継承されています。多くの日本人がイタリアを訪れる一方、歴史と文化の街・京都もイタリアから多くの観光客を迎え、街を歩きながらイタリア語を耳にする機会もあります。また、学内にはイタリア人留学生もいて、協定校からの留学生を歓迎するパーティーが開かれ、交流の場が広がっています。
高校時代のイタリア留学で、イタリア語で会話する楽しさに目覚めました。イタリア語学科ではイタリアへの理解をより深めるために、語学はもちろん、文化や歴史にかかわる科目を幅広く履修。授業以外でも質問や相談に親身に応えてくださる先生方や、切磋琢磨できる仲間に恵まれ、アットホームな環境で充実した学生生活を送っています。また、将来を見据えて検定試験に挑戦したり、全日本学生イタリア語弁論大会にも出場したりと、さらなるスキルアップに余念がありません。学べば学ぶほど、勉強に対する情熱や行動意欲が高まっています。
外国語学部 イタリア語学科 2年次生
渡邊 楽々 さん
(長崎県 聖和女子学院高校出身)
※2023年3月現在
子どもたちへの読み聞かせボランティアや、学内にいるイタリア人留学生のサポート活動などにも積極的に参加。また、今春からはイタリアのシエナ外国人大学に留学する予定です。現状の課題をクリアできるように、多くの実体験を積み、語学力のさらなる向上に努めます。
教育から産業、漫画・映像文化まで、イタリア社会に関するさまざまな事象を取り上げ、イタリアの「今」を理解していきます。イタリア語の資料を斜め読みしながら必要な情報をまとめ、イタリア社会をイタリア語で学ぶために必要な語彙力も強化します。
自己紹介の方法を教わった後に、動詞の活用形について学びます。イタリア語は人称に応じて動詞の活用があり、初めは大変ですが、規則性を理解すると新しい単語もすぐに覚えることができます。
天気や時間など、イタリア語の会話の中でよく使う表現を学び、何度も練習して覚えていきます。イタリア文化についても興味深い知識を得ることができ、イタリアをもっと好きになれる授業です。
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