
高等教育レベルの英語から、ディスカッションやスピーチのための実践的な英語、通訳やホテル、エアライン業界で必要とされるビジネス英語、TOEICやIELTSといった資格英語まで、世界で活躍するために必要な英語力をサポートする多様で高度な授業がそろっています。
興味がある分野の専門家になるために、英語圏の世界についての入門科目から始まり、国際関係(IR)、比較文化(CCS)、言語習得(LA)の3つの領域から興味のある科目を選択。知識と分析力を深め、学びの集大成であるゼミにつなげます。さらに英語教員養成のプログラムも充実しており、将来は中学・高校の教員として活躍することもできます。
授業では英語「を」学ぶだけでなく、英語「で」学ぶことが多いのも特長のひとつ。語学の授業でも、英語でリサーチやディスカッション、プレゼンテーションを行います。講義形式の授業でも、多くがネイティブ教員によって英語で行われるため、海外でも通用する高度な英語運用能力を修得することができます。
私たちがコミュニケーションをとるとき、言葉を通して誰もが同じイメージを描く「フレーム」という概念を使っている事実を授業で知り、衝撃を受けました。そこから言語学や哲学といった学問の面白さに目覚め、学びとの向き合い方が大きく変化。語学や海外の文化を中心に学ぶ目的で入学しましたが、当初からは想像できないほど多岐にわたる分野の学びに熱中する毎日です。多彩な専門研究分野を持つ先生方の刺激的な授業を受けながら、自分なりに「知」を探究し続けたいと思います。
外国語学部 英米語学科 3年次生
吉村 宗眞 さん
(兵庫県 神戸弘陵学園高校出身)
※2023年3月現在
現在は言語分析のための枠組みである「フレーム理論」や「認知言語学」に関する勉強会に参加。友人と共に英語の資料・論文を読み、先生を交えて議論を行います。これらの活動には豊富な知識が求められるので、プログラミングや統計学などの勉強も行っています。
言語表現そのものによって伝達される意味を分析する意味論と、コンテクストにおける言語解釈を研究する語用論の立場から「意味」と向き合います。多様な言語理論を用いて、私たちが無意識のうちに使いこなしている意味の仕組みについて理解を深めていきます。
授業では、オンラインで海外の学生と交流しました。事前にどのようなトピックについて話すのかを準備するので、何を話したらよいか不安にならずに、安心してコミュニケーションを楽しめました。
さまざまなテーマについて、個人・グループでの調査や討論を行い、「主観的な視点」を養うことを目的としています。英語を存分に学べる環境で自分の長所・短所に加え、成長分野も把握できます。
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