国際化と多様化が進み、異なる文化的背景を持つ人々と共生するチカラが、日本のみならず世界中で求められています。外国語学部には、8つの外国語専攻学科と日本語学科があります。外国語専攻学科の特長は、専攻言語技能の修得、言語圏の文化・社会の知識理解、身に付けた技能と知識の応用という順で学びを深めるカリキュラム。日本語学科では、日本文化・日本文学・日本語学・日本語教育から日本の魅力を体系的に学ぶことができます。言語の修得だけにとどまらない学びが、あなたの将来の可能性を広げます。
専攻言語を着実に修得するために、厳格な学修段階を設定。教員やクラスメートとの距離が近い環境でプレゼンテーションや討論を行い、発信力や言語運用能力を高めます。
異文化間の理解を深めるためには、各専攻言語圏の文化、風習、国民性、歴史を知ることが欠かせません。日本との交流についても学ぶことで、友好の懸け橋を担う人に。
専攻する言語の教員免許状だけでなく、外国語(英語)または国語の教員免許状も取得可能。「登録日本語教員養成課程(日本語学科対象)」も用意し、教員志望の学生も全面的に支援します。
リーディングやライティング、オーラル・コミュニケーション、リサーチ&プレゼンテーションなどの必修科目で英語の運用能力を高めるとともに、選択科目での通訳や翻訳、エアライン英語、映画英語などで実践的な力を身につけます。また、「英語圏地域・国際関係入門」「英語圏比較文化入門」「英語学・英語教育入門」の入門科目から2科目を選択必修とし、その後、3領域に分かれた地域研究科目で学びを深めながら、3年次から履修するゼミで集大成をめざします。
1年次で「総合○○語Ⅰ」を、2年次で「総合○○語Ⅱ」を必修として履修します。「総合○○語」は週5回(学科により異なる)の通年科目として年間を通して履修。月曜日から金曜日までほぼ毎日学びながら、「聴く・話す・読む・書く」の4技能と「文法」を総合的に身につけます。また、「総合○○語Ⅰ」の単位修得後に「総合○○語Ⅱ」にステップアップするかたちで履修、3年次以降もさらなる運用能力の修得をめざします。少人数クラスを編成し、2年次以降はロシア語学科を除き、自らのレベルに合わせて学べる習熟度別クラスで徹底してスキルアップを図ります。また、専攻言語圏の文化・風習・社会を学ぶ授業や日本との交流を学ぶ授業などの選択科目も豊富に用意しています。
日本語を外国語として客観的に見る力を養う日本語学科。日本語学や日本文化、日本語教育、日本語の歴史などに関する科目を必修とするほか、「日本語音声学概論」や「日本の伝統文化」「資格日本語教育」「漢字文化論」「日本語教育と異文化理解」「日本語教育実習」「日本語教育とICT」などのさまざまな科目を配置し、日本文化や日本語教員養成にかかわる知識やスキルを身につけます。
外国語学部の学びの核となる専攻言語と、専攻言語圏の文化や社会について学修。1・2年次ではほぼ毎日専攻言語についての授業があリ、徹底的に言語運用能力を鍛えます。
3年次からは全員がゼミで研究を行います(ダイヤモンドコースを除く)。
言語+αの授業として、目標のキャリアに合わせて9つの領域から授業を履修。コミュニティ通訳や2言語同時学習といった本学ならではの授業もあります。
全員が専攻言語に加えてもう1言語(母語以外)を履修します。
各年度に受験した語学検定試験の受験料相当額を、後援会が年2回まで助成します。
京都を中心とした企業などから依頼を受け、通訳ボランティアの派遣や翻訳活動を実施。これまでに、祇園祭での通訳派遣や京都市「食品ロスプロジェクト」の多言語化を行い、大阪・関西万博の関西パビリオン京都ゾーン「iCHI-ZAKYOTO 一座きょうと」でも展示物補助資料の翻訳を担当しています。
カリキュラム・マップは、ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与に関する方針)に基づき、各授業科目が卒業までに身につけるべき能力のどの項目と関連するのか、学修成果の達成にどの授業科目が寄与するかを示すものです。
外国語学部カリキュラム・マップ(2025年度)(PDF:1.4MB)
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