専門分野で得た知識・技能をどのように応用して世の中で貢献していくかなど、9つの領域からそのヒントを与えてくれるものがリベラル・アーツ(教養教育)です。
京都にある外国語大学だからこそ学べる授業が充実。京都で活躍中の各分野の文化人や企業家、知識人から学べる「京都文化論」と「京都の伝統文化」を核として、京都に関連する科目を全学で30科目以上設置し、京都の伝統と革新を深く学ぶことができます。また、京都の神社仏閣や観光地に簡単にアクセスできるため、フィールドワークなど京都を舞台にした活動が充実しています。京都をもうひとつのキャンパスにできるのが、京都外国語大学。今と昔が混在する京都で、異文化理解に必要な自己理解、異文化への寛容さという基礎を磨き、鍛えた語学力の実践にチャレンジしてみませんか。
言語の障壁があるために公的サービスにアクセスできない外国人を支援する「コミュニティ通訳者」を育成します。本学では、コミュニティ通訳に関する専門科目(英語・ポルトガル語・中国語・ロシア語)を設置しており、一定の条件を満たした場合、国際規格『ISO13611:2014 通訳—コミュニティ通訳のためのガイドライン』認証書を卒業時に授与します。(なお、このプログラムに参加する場合は、所定の登録手続きが必要です。)
主な活動としては、国内で医療、教育、社会福祉、行政、司法などの公的なサービスを提供する専門家と外国人を対象に、通訳者としてその間に入り、二者間で行われる対話コミュニケーションを両者の言語へ変換します。国際会議などで演説やスピーチを対象言語に変換する会議通訳とは異なり、観光客や被災者への通訳行為も含まれています。
英語を基軸にもうひとつの外国語を同時に学ぶ「2言語同時学習」は、7言語で開講している本学ならではのマルチリンガル教育です。例えば英語とフランス語の授業では、ハリウッド映画を題材に、英語版とフランス語版の両方から、言葉の比較はもちろん、その背景にある文化の差異まで浮き彫りにします。授業には留学生も参加するため、ネイティブスピーカーならではの意見を聞くことや日本で学ぶ外国語と実際に使われる外国語との違いを知ることもでき、同年代の留学生との会話も楽しむことができます。
外国語科目を全学共通科目の中に配置し、2学部で1言語4単位を必修化。必修分の単位修得後は、同じ言語を引き続き学び深めることも、他の言語を新たに学ぶことも可能です。
※日本語を母語としない学生は日本語も選択できます。
Page top