国内のグローバル化が進み、日本文化を発信できる人材が求められています。文法の構造や特徴、伝統文化から現代文化まで学び、発信力を身に付けます。
新しい国家資格「登録日本語教員」を取得することで、卒業後はグローバルな活躍をめざすことができます。また、国語の教員免許を取得し学校で活躍する道も開かれています。
日本語を学ぶ留学生と、日本人学生が一緒に学べる環境で国際感覚が養われます。世界中どこでも通用する多文化コミュニケーション能力が自然に磨かれます。
日本語教育に関する授業では先生役になり授業の構成を1から創り上げ、実際に指導をします。授業用に作成したレジュメなどに受講生から「よかった」と感想が。自分で考えた授業が伝わり、うれしかったです。
中原 愛奈 さん
外国語学部 日本語学科 3年次生
(広島県 安芸府中高校出身)
※2024年3月現在
日本語教員に憧れて、数ある外国語の一つとして日本語を学ぶことができる点から、京都外大を志望しました。入学して驚いたことは、留学生と話す機会が想像以上に多いこと。普段当たり前に話している日本語では通じない場面も多く、表現を工夫したり説明を加えたり。そのような経験から日本人同士で話す時にも、相手に伝わる話し方ができているかなど、日常でも丁寧な「日本語」を意識するようになりました。
日本語の授業見学の後、外国人を相手にした教育実習で、登録日本語教員の資格取得をめざします。実習中の自分の姿を動画で振り返るなど経験と工夫を重ね、日本語指導力・クラスコントロール力・柔軟な対応力を育みます。
外国語学部 日本語学科
中西 久実子 教授
オンラインを中心としたネットの高校でクラス担任を務め、生徒の学びや進路選びなど、一人ひとりに寄り添える仕事にやりがいを感じています。学生時代で印象に残っているのは、学内で留学生と交流しながら日本語を教えたこと、ハワイとマレーシアに留学して日本語教師として教育実習を行ったことです。英語の教員免許も取得し、外国と関わる経験が多くできたことは、高校生をサポートする今の仕事にとても役立っています。いつかは、もともと志望していた日本語教師の夢を叶えたいと思っています。
学校法人角川ドワンゴ学園
N高等学校・S高等学校
山本 紗也香 さん
外国語学部 日本語学科 2018年度卒業
(大阪府 四天王寺羽曳丘高校出身)
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