
初級から無理なくコミュニケーション能力を身につけられるよう配慮した「総合フランス語」から、高度な翻訳・通訳能力の育成をめざす「翻訳通訳フランス語」まで多様なレベルの授業を設定し、実用的なフランス語運用能力を培います。
フランス語圏の言語・文化・社会に精通した教員と共に、ゼミや「フランス語圏の社会と文化」の授業などでフランス的価値観を多角的に学修。また「観光フランス語」で観光大国フランスの魅力を掘り下げます。
「フランス語で学ぶ日本文化」では、京都という立地を生かし、観光名所や伝統工芸などフランス語で説明できる力を身につけます。卒業生にはフランスの大学等で日本語講師として活躍する人もいます。
ファッションや芸術への興味からフランス語学科の門を叩いた私。話者数が多く、国連などの国際機関で公用語として使用されているフランス語は、将来、通訳・翻訳の仕事をめざすうえでも役立つと考えました。フランス語学科では、語学だけではなく、フランスの文化や価値観などのトピックについて議論する授業があります。その中で、現地では自分の意見をストレートに伝えることが普通であり、お互いの考え方は違って当然という「多様性」を認める風土があると知りました。こうした言語の背景にある興味深い発見と出会える学びが楽しくて仕方ありません。
外国語学部 フランス語学科 2年次生
井上 真弥 さん
(インド Delhi Public School出身)
※2023年3月現在
先生からの勧めで全日本学生フランス語プレゼンテーション大会に出場しました。準備にあたっては、趣味の読書や映画鑑賞もすべてフランス語で行うように徹底。努力のかいあって、1位に輝くことができました。現在は未知の言語であるトルコ語の勉強にも挑戦しています。
フランスの地理と歴史や、フランス社会と文化について理解を深めていきます。少しでもリアルなフランスを感じ、いつか留学したいと学生に思ってもらえるように、視聴覚資料を使用したり、教員自身の現地での体験談も交えたりしながら、授業を進めていきます。
フランス人の日常会話などを取り入れた教材で、「使えるフランス語」が身につきます。発音練習の機会も多く、自然なフランス語に近づいていく実感を得られるので、やりがいに満ちています。
歴史的背景を見ながらフランス語ができあがっていくプロセスや、なぜ現在のかたちになったのかなどを考察します。言語学や世界史に興味のある学生にとって、非常に価値のある授業です。
Page top