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変容する社会を注視し、
新たな教育のあり方を追求。

京都外国語大学・京都外国語短期大学 学長
松田 武 MATSUDA Takeshi

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が猛威を振るった2020年を境に世界は一変し、政治や経済など各方面で大きな混乱が生じました。サプライチェーンの途絶や、感染拡大による医療崩壊、各種産業における需要の低迷など、科学および医療技術が高度に発展した21世紀においても、人間社会の脆弱さが浮き彫りになりました。また、政治や経済、医療はもちろんのこと、教育のあり方や価値など、さまざまな分野における常識や慣習を見つめ直す機会となりました。

本学では、学生や教職員の健康と安全を第一に考えた結果、2020年度春学期のすべての授業を遠隔形式で実施するという苦渋の判断に至りました。秋学期には、対面と遠隔を組み合わせたハイブリッド型の授業を取り入れ、学生や学園関係者の心身の健康を守るとともに、教育の質保証に最大限の努力を払いました。学生と教員、あるいは学生同士の直接的なコミュニケーションを教育の基盤とする本学にとって、すべての授業をオンラインで行うという未曾有の事態は、創立以来最も大きな試練であり、海図なき航海ともいえる挑戦でした。

このたびのコロナ禍における経験や知見をもとに、遠隔授業ならではの教育効果、ハイブリッド型授業の利点など、さまざまな可能性を勘案しながら、本学の教育の三本柱である「外国語教育」「教養教育」「Community Engagement(国内外のさまざまな地域コミュニティにおける社会貢献型の実践的教育)」のさらなる充実化を図ることが、本学に課せられた重要な使命であると考えております。

COVID-19を取り巻く状況や世界情勢は刻一刻と変化しています。現時点で広く支持されている見解や、一般的に浸透している認識が今後も正しいとは限りません。外国語および世界各国の歴史や文化、国際社会にかかわる教育研究を専門とする大学として、客観性と中立性を保ちながら、めまぐるしく変容する社会を注視し、時代のニーズを確実に捉えながら、最善のあり方を追求してまいります。

在学生、卒業生並びに教職員の皆様へ
—本学の社会的使命を全うするための提言—(PDF:1.7MB)

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