旅行、ホテル、航空産業といった既存の観光に加え、「多文化間交流」としての観光を政策・ビジネスとして学びます。観光学、経営学、政策科学、京都学などの多彩な学修を通じて、グローバルな視点から観光の今日的な課題を理解します。1年次秋学期からは、文化政策としての観光を学ぶ「観光政策コース」、幅広い分野で観光ビジネスを仕掛ける「観光ビジネスコース」のいずれかを選択できます。
本学科の特色は、観光の概念をより幅広く「多文化間交流」ととらえ直していることです。そのため旅行、ホテル、航空など従来の観光を対象とする一方、フードツーリズムやスピリチュアルツーリズム、スポーツツーリズムといった体験型・交流型の新しい観光のあり方についても学んでいきます。日本の魅力を世界に発信する観光、さらには地域振興の方法論としての観光など、幅広い切り口で観光に新しい価値を創出します。
本学のある国際都市・京都を中心に、学部の必修科目である「Community Engagement」のほか、フィールドワーク、ボランティア活動などを展開します。本学には外国人観光客をボランティアでガイドする学生団体もあり、京都を舞台にした活動には実績があります。京都の街を学びの場とするにあたって、「京都文化概論」「京都の歴史」や「観光調査・研究法」などの科目を通じて、活動を下支えする知識を身につけます。
4年間を通じて「英語演習科目」を配置しています。また、ツーリズムに特化した英語表現やホスピタリティ英語といった、「おもてなし」の現場で求められるコミュニケーション能力を身につけ、同時に観光学を体系的に学べるカリキュラムを編成。外国語大学である本学なら、多言語の修得にも挑戦可能です。卒業後のキャリアプランや興味・関心に沿って、英語以外の言語から学びたい言語を選択できます。
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