京都外国語大学(以下、本学)は、平成26年度「大学教育再生加速プログラム」に選定されました。
このプログラムは、国として進めるべき大学教育改革を一層推進するため、教育再生実行会議等で示された新たな方向性に合致した先進的な取組を実施する大学を支援することを目的としています。平成26年度は各大学等から250件の申請があり、46件が選定されました。本学は、5つのテーマのうち、「テーマⅠ(アクティブ・ラーニング)・Ⅱ(学修成果の可視化)複合型」に申請・選定されました。本学の取組の概要は、次の通りです。授業の内外で学生と教員・職員が協働して「学び」の環境を創りあげ、グローバル社会で活躍できる人材を育成します。
本学は外国語学部の4年間の教育を通して、建学の精神である「言語を通して世界の平和を」の「志」を実現できる人材の育成を目指している。本事業では授業内と授業外の学修を有機的に結合させ、語学教育に適した「反転授業型のアクティブ・ラーニング」を開発・実践する。授業外では「目標設定→実行→振り返り」のサイクルを学生自身が行う自己調整学習支援システムを構築し、自律的な学習を支援する。さらに、将来の職業に繋げるキャリア科目群で課題解決型学習(PBL)を行い、人間力を育む。これらの学修のプロセス及び成果は、現存の「学生サポートシステム」に新たな機能を付加し、様々なデータを包括的に把握することによって、一層効果的な可視化を実現する。具体的には、語学に関する学習行動や目標の達成状況を学生自身が段階的に確認する自己分析システムと、人間力に関する客観的な評価も加えたモニタリングシステムを活用し、教職員が協働して学生の自律的な成長を支援する。
平成26年度~令和元年度「AP事業報告書」(PDF:8.2MB)
「大学教育再生加速プログラム」の採択を受けて、教育の成果や質、卒業後の社会的実践状況を確認、検証し、今後の教育改善の取り組みに向けた基礎資料を得るために、本学が社会に送り出した全卒業生(校友会会員)を対象に、調査を実施しました。
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