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2017年6月5日

「第9回 京の匠展- 伝統建築と『鳶(とび)』-」



 国際文化資料館では下記日程で、「第9回 京の匠展- 伝統建築と『鳶(とび)』-」を開催いたしました。

 本展では、「鳶(とび)」と呼ばれる職人の技をご紹介いたしました。「鳶」は「鳶職」、江戸時代では「鳶の者」「仕事師」などとも呼ばれました。この名は、先端にトビのくちばしのような刃がついた道具「鳶口(とびぐち)」を用いて木などを挽き、橋や建物の建造にあたったことに由来します。力仕事や解体作業に慣れていた彼らは、火事の際の打ちこわしによる消火活動にもその力を発揮しました。現在も様々な建築現場で鳶の方々が活躍されていますが、今回は、建造物修復の現場で架けられる「足場」や修復する建物を風雨から守る「素屋根」などに着目しました。
 また、展示室内に木組みの足場を設け、実際に使用される道具と写真パネルから作業の臨場感を体感していただきました。


◇展覧会名:「第9回 京の匠展- 伝統建築と『鳶(とび)』-」
◇会  場:京都外国語大学国際文化資料館(第二分館10号館4階) 
◇開催期間:2017年6月12日(月)~7月15日(土)
◇休 館 日 :日曜・祝日
◇開催時間:10:00~17:00
◇主  催:文友会、京都外国語大学国際文化資料館
◇協  力:京都外国語大学国際言語平和研究所、博物館学芸員資格課程
◇出  品:文友会〈(株)矢納組〉

【関連催事】
◇ギャラリートーク (株)矢納組
◇会  場:京都外国語大学国際文化資料館(第二分館10号館4階) 
◇開催日時:2017年7月8日(土)10:30~11:30
◇申 込 制:定員15名 先着順
 ※申込は、国際文化資料館まで。 電話またはメールにて受付しております。
  電話 075-864-8741
  メール umc@kufs.ac.jp


※「京の匠展」は、文化財の保存・修復・普及に携わる京都の多業種の事業者による「文友会」のご協力を得て開催しています。普段目にする機会の少ない文化財の修復や保存、保護に関する活動の一端を紹介する企画展です。

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☞「文友会」連携活動はこちら。 

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