2023年4月15日
外国語学部ブラジルポルトガル語学科岐部雅之講師が編集及び一部翻訳し、同学科伊藤秋仁教授・フェリッペ・モッタ講師が一部翻訳した『ブラジル文学傑作短篇集』が刊行されました。
書籍名:ブラジル文学傑作短篇集
編 者:岐部雅之
訳 者:伊藤秋仁、岐部雅之、フェリッペ・モッタ ほか
出版社:水声社
発行日:2023年3月30日
体 裁:ハードカバー、207頁
ISBN :978-4-8010-0721-5
定 価:2000円+税
本書は2017年に刊行が始まったブラジル現代文学コレクションの一冊で、学内共同研究「ブラジル短編小説アンソロジーを編む―20世紀ブラジル社会の再構築の試み」(2021年度~2022年度)の成果です。
ブラジル人作家6名の作家の手による12篇の作品を通じて、20世紀のブラジル(主として当時首都だったリオデジャネイロ)社会を見つめる機会を提供することが本書の目的の一つになっています。
【収録作品】
◆アニーバル・マシャード
「タチという名の少女」
「サンバガールの死」
◆ジョズエ・モンテロ
「明かりの消えた人生」
「あるクリスマス・イヴに」
◆リジア・ファグンジス・テーリス
「蟻」
「肩に手が……」
◆オリージェネス・レッサ
「エスペランサ・フットボールクラブ」
「慰問」
◆ハケウ・ジ・ケイロス
「白い丘(モーホ・ブランコ)の家」
「タンジェリン・ガール」
◆マルケス・ヘベーロ
「嘘の顛末」
「扉を開けてくれたステラ」
【関連情報】
ブラジル現代文学コレクション
ブラジル独立200周年記念シンポジウム(2022年12月10日開催)
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