2020年1月21日
1月16日(木)、株式会社大丸松坂屋百貨店による寄付講座「特殊研究Ⅰ-2」(全14回)の最終回を1号館166教室で行いました。学生が2グループにわかれ、大丸京都店の北川 公彦店長(執行役員)、不動産事業部の吉川 辰司部長(執行役員)ら5人に約20分間でプレゼンテーション。「地域とともに成長する大丸京都店」について発表しました。
本講座は昨年9月26日にスタート。学生らはマーケティング戦略だけでなく、大丸の歴史や街全体のイメージアップを図る不動産事業も学習。京都店にも2度訪れ、売り場や各フロアの出店状況を調査しました。発表では「若者が気軽に足を運ぶ動機づくり」や「地域の魅力を最大限に発揮する空間の創造」という課題に対して、インスタグラムの活用、大丸松坂屋アプリの機能向上、店舗外イベントの企画を紹介。SDGs(持続可能な開発目標)の達成につながるアイデアには、関係者が「すぐにでも取り組みたい」や「ビジネスセンスを感じる」とコメントする場面もありました。
充実した約3ヶ月間を過ごした学生らに、授業を担当する国際貢献学部 グローバル観光学科の野﨑 俊一教授(サービスイノベーション、ビジネスプラン)は「実社会で成果を出すためには、理論と現場の往復が大切。忘れないでほしい」と述べました。
関連情報
2019年9月27日「百貨店が街づくりの中核に 大丸松坂屋百貨店・寄付講座を開講」
プレゼン終了後「充実した3ヵ月だった」と話す学生ら
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