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2012年11月6日

「国連被爆者ビデオ」での翻訳協力者に届いた国連からの感謝状の授与式が、学園祭さなかの11月3日、ビデオ上映会を兼ねて行われました。

このプロジェクトは、国連軍縮局が「世界の軍縮教育のために」と、アメリカ大陸在住の原爆被爆者のインタビュー・ビデオに多言語の字幕をつけ、8月6日からインターネット上に公開したものです。12人の被爆者ビデオに7つの言語の字幕をつける作業で、本学が翻訳協力しました。このことで、国連から監訳・翻訳に協力した学生、留学生、大学院生、卒業生、教職員49人に感謝状が届きました。

3日のイベントは、贈られた感謝状を授与するセレモニーと、本学が翻訳した字幕入りのビデオ作品を一緒に見る集いで、11号館2階ラウンジで開催しました。セレモニーはこの翻訳作業の中心となった長谷邦彦教授(教養教育)の司会・進行でスタート。「翻訳協力の経過と意義」についての解説のあと、協力したメンバーの名前を読み上げると、下村秀則副学長が一人ひとりに感謝状を手渡し、各々誇らしげに受け取りました。お祝いに駆け付けた教職員や学生、この日開かれた教育懇談会に出席の保護者ら40人余が拍手で盛り上げました。
また、その後の上映会では、フランス語と中国語の2本の作品を上映。参加者たちは、淡々と語る被爆者たちのメッセージを心に刻み付けるように、真剣な表情でビデオを見ていました。 

感謝状には「このプロジェクトは、貴学、京都外国語大学からの翻訳協力がなければ、成し得なかったでしょう。皆さんの核軍縮への支援を受け、我々も広島・長崎の悲劇を二度と繰り返さないためにより一層の努力をいたします。国連軍縮局を代表して、軍縮と核兵器のない世界の実現に対する貴学のご協力に心より感謝いたします。」と書かれてあります。
 
国連の被爆者ビデオは www.hiroshima-nagasaki.com で視聴できます。サイトの解説文のうち「TRANSLATIONS」コーナーには「Translation services were kindly provided by Kyoto University of Foreign Studies.」と記されています。

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HIROSHIMA NAGASAKI DOWNLOAD
HIROSHIMA NAGASAKI DOWNLOAD

2本の被爆者インタビューを上映しました
2本の被爆者インタビューを上映しました

一人ずつ感謝状が手渡されました
一人ずつ感謝状が手渡されました

「国連に協力」の新聞記事等の資料も展示
「国連に協力」の新聞記事等の資料も展示

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