2017年2月18日
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を見据え、全国7外大が主催する「第4回通訳ボランティア育成セミナー」(於:京都外国語大学他)が2月18日(土)に閉幕しました。15日(水)からの4日間、各界より講師を招き、異文化の理解、観光ガイドや通訳技法等の講座や、京都マラソン外国人ランナー受付業務が行われました。
15日昼の開会式では、京都外国語大学 松田武学長による開会挨拶のあと、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長が約1時間講演。森会長は「昨今の技術革新により機械翻訳の精度が格段に向上しているが、機械が人と人を結びつけることはまだ難しい。通訳者には言葉・人種の違いを越え、人の心をつなぎあわせることが期待されている。2020年東京オリンピック・パラリンピックでみなさんの活躍を期待する」と約180名の学生にエールを送った。初参加の女子学生は「難しい役割だがやりがいが大きい。セミナーを通じて成長したい」と意気込んだ。
18日夕の閉会式では、京都外国語大学 下村秀則副学長が挨拶。「社会のために学んだ言語を使っている外大生の力を、世の中に発信して欲しい」と学生にエール。女子学生は「充実したセミナーでした。特に、他人と違う点に興味を持つ大切さに気が付いた。この経験を活かし、東京2020大会に通訳として関わりたい」と感想を述べました。
参加者はセミナー修了後、「全国外大連合通訳ボランティア人材バンク」へ登録され、事務局が紹介する各種スポーツ大会や国際イベントで通訳ボランティアとして活躍することが可能になります。
<メディア掲載:9件> ※2月18日更新
【TV:2件】
●KBS京都
2/15「newsフェイス」(17:45-18:00)
「東京五輪・パラリンピックに向けて 学生通訳育成セミナー」
2/17「newsフェイス」(17:45-18:00)
「京都マラソン受付スタート」
【新聞:7件】
●産経新聞(2/16付・京都面)
通訳ボランティア「心が大事」 東京五輪・パラ組織委の森会長、京都外大で講演
●京都新聞(2/16付・地域総合面)
「東京五輪の通訳挑戦を」 京で森会長講演
●京都新聞(2/17付・特集/17面)
「海外選手の対応まかせて」京都外大生ら語学ボランティア
●毎日新聞(2/18付・京都/26面)
「京都マラソン 海外ランナーに人気」学生通訳の「おもてなし」
●読売新聞(2/18付・地域/31面)
「京都マラソンPR奔走 学生ボランティアあす号砲」
●朝日新聞(2/18付・京都/24面)
「外大生ら受け付けお手伝い」
●烏丸経済新聞(WEB)(2/18付)
京都マラソンゼッケン受け渡し 東京五輪見据えたボランティア育成研修も
<関連リンク>
2/15(水)-18(土) 第4回通訳ボランティア育成セミナー開催(全国外大連合主催)
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