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2026年4月28日

現在、本館1階貴重書ギャラリーでは、ドイツ語で綴られた文学と哲学の貴重書など21点を展示公開しています。

「詩人と思想家の国」と称されてきたドイツにおいて、言葉は思索と響き合い、詩は理念を宿し、哲学は詩的な響きを帯びて展開してきました。本展示では、ゲーテ『若きウェルテルの悩み』、シラー『ドン・カルロス』をはじめ、ハイネ『歌の本』、リルケ『ドゥイノの悲歌』、カフカ『城』、さらにカント『純粋理性批判』、ヘーゲル『法の哲学』、マルクス『資本論』、ニーチェ『ツァラトゥストラはかく語りき』など、文学と哲学を横断する資料を紹介。疾風怒濤に象徴される感情の高揚と個の覚醒から、理性と体系へと向かう思索の展開まで、ドイツ語圏における精神の軌跡を辿ります。さらに作家たちの直筆書簡も展示し、その筆致を間近でご覧いただけます。

海を渡り、時を超えて一堂に会したこれらの稀覯本は、国内ではまとまってご覧いただく機会の少ないコレクションです。資料そのものの佇まいとともに、言葉が紡いできた「心の嵐」と「知性の城」の世界をご体感ください。皆さまのご来場をお待ちしております。

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