2018年6月21日
学生・被災者の皆様へ
この度の大阪北部地震によりお亡くなりになった方々に哀悼の誠を捧げます。また、多くの方々が怪我をされました。衷心よりお見舞い申し上げます。
本学は建物・設備にこそ大きな損傷はありませんでしたが、学生・教職員の皆様の中には、北摂地域・京都南部地域および周辺地域に居住され、大きな被害を受けた方々も多くいらっしゃると思います。たいへんな思いをされている方々に心よりのお見舞いを申し上げます。また、生まれて初めて地震を経験した留学生・国際学生の中にはとても怖い思いをして眠れない夜を過ごしている人もいるかもしれません。
自然災害は避けられないとは言え、物的・精神的に大きな影響を私たちに及ぼします。私自身も自宅の中はガラスが散乱している状態で、大切にしてきた物もたくさん失いました。片付けや近隣コミュニティの手伝いなどで忙しく働いている方々を思いやるとともに、一日も早い復旧・復興を願わずにはいられません。
甚大な被害を受けなかった地域に住んでいる皆様も身近で起こった大きな災害に心を痛めていることでしょう。私たちの大学はコミュニティ(社会)にエンゲージする(かかわり合う)ことによって建学の精神―言語を通して世界の平和を―の具現化を学ぶ大学です。この度の災害発生に際し、自分にできることは何かを考えてみてほしいと思います。授業に出席したくても出席できないクラスメートや心細い思いをしている海外からの留学生の手助けをすることも一つですし、被災地域の片付けの手伝いを申し出ることも一つかと思います。京都外国語大学の学生として無理のない範囲での実践を期待しています。
今後も余震が起こる可能性のほか、大雨による危険性も指摘されています。くれぐれも安全第一に行動するようお願いいたします。
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