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2019年8月23日

8月20日(火)、「第24回全日本高校・大学生書道展」(読売新聞社、公益社団法人日本書芸院 主催)で、外国語学部英米語学科2年次生の松本ひなたさんが大賞を受賞しました。

学生書道のグランプリを選ぶ同展は、「漢字」「かな」「漢字かな交じり文」「篆刻(てんこく)」の4部門があり、今年は計10,402点(高校生7,286点、大学生3,133点)の出品がありました。
小学2年生から書道を始めた松本さんは、書道教室の先生らの勧めで、古今和歌集から11首を選び、「かな部門」に出品。美しい墨の濃淡を出すために、今年1月から約3ヵ月かけて練習した結果、大賞受賞となりました。

「筆を持つと心が『無』になり、気持ちが整う」と話す松本さんは、現在カナダ・ビクトリア大学に留学中。「留学先で受賞の知らせを聞け、うれしさと感謝の気持ちでいっぱい。日本文化を海外に広めるため、ホームステイ先や学校でも作品を披露しています」とのこと。書道を通した異文化交流に力を入れる彼女は、今年12月に帰国します。

受賞した作品は、8月25日(日)まで、大阪・天王寺の「大阪市立美術館」で展示されます。

第24回全日本高校・大学生書道展
http://www.nihonshogeiin.or.jp/top/t25_index.html
大賞受賞者一覧
http://www.nihonshogeiin.or.jp/tenrankai/koudai/k24/24ta.pdf

関連情報
8月20日(火)付「読売新聞」朝刊(30面・地域) 「墨の濃淡をより美しく」

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ビクトリア大学で筆をとる松本さん
ビクトリア大学で筆をとる松本さん

濃淡のきいた連綿と、書き散らしのバランスが美しい、受賞作品
濃淡のきいた連綿と、書き散らしのバランスが美しい、受賞作品

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