ページの先頭です。ページの本文へメインメニューへサイト内検索へ

2018年5月28日

 5月26日(土)昼、日本人のブラジル移住110周年を記念するセミナーを本学の公認団体である海外事情研究会が開催。同研究会のOBや現役あわせて約65名が9号館941教室に集まり、移住の歴史や両国間の関係を考えました。

 第一部のセミナーでは、同会会長の谷島健介さん(スペイン語学科・3年次生)と大西香穂さん(ブラジルポルトガル語学科・3年次生)がOB2名に続いて講演発表。谷島さんはブラジル移民小史を紹介し、「移住110年を振り返り、彼らの活動が幅広いものであることを初めて知った」と感想を述べました。大西さんは「参加することで分かりあえた」と、日系人が多く学ぶブラジルの学校での研修体験を披露、「明るく生きる彼らの国民性には学ぶことが多い」と指摘しました。続くパネルディスカッションでは、伊藤峻雪さんと恵島尚子さん(共に国際教養学科・2年次)らも登壇し、同会と日本学生海外移住連盟とのつながりについて共同発表。「移住は覚悟がいる。すごい事だと思った」と移民を当事者意識で捉えた様子でした。

 2019年には設立60周年を迎える同会。顧問の國安俊彦准教授(国際教養学科長)は「設立当時とは時代や学生を取り巻く環境が大きく違う。学生らは自然体で国際社会に向き合っており、これからも国内外に目を向け、国際貢献に主体的に関与してほしい」と締めくくりました。

メディア掲載情報
2018年5月27日(日)付 京都新聞・朝刊(24面・地域)
「日本人のブラジル移住110年を記念 歴史や活躍ぶりを回顧」

前のページへ戻る

研究会の活動予定を話す谷島会長(右)
研究会の活動予定を話す谷島会長(右)

講評を述べる國安顧問
講評を述べる國安顧問

前のページへ戻る

Page top