2017年12月18日
12月15日(金)、群馬県大泉町のブラジル人学校・日伯学園より高野祥子理事長を招いたシンポジウム「マイノリティと教育-日系人の子どもたちの現状と問題点-」が本学941教室で開催され、一般来場者と本学の学生ら約70名が熱心に耳を傾けました。シンポジウムに先立ち、同氏は森田嘉一理事長・総長を表敬訪問。日系ブラジル人社会を取り巻く環境についてお話をされました。
2008年に国際交流基金の地球市民賞を受賞、日系ブラジル人コミュニティのオピニオンリーダーとして知られる高野さん。「教育は子どもたちに希望を与える。誰もが可能性を発揮できるような社会が必要」と話しました。男子学生(3年次生)は「出身の三重県にもブラジル人コミュニティがある。将来は起業して課題解決に貢献したい」と感想を述べました。
同シンポジウムは本学公認の学生団体「ヴィンクロ・ジ・ラチーノ(ラテンの絆)」が2013年より主催。今年で5回目を迎えました。当日はイワサ・アリアーネ・ミドリさん(ブラジルポルトガル語学科3年次生)と浅井・フラヴィア・亜由美さん(大学院外国語学研究科2年次生)が同団体の活動報告を実施しました。
メディア掲載状況
毎日新聞 12月20日付 朝刊・地域(滋賀)
日系人の子へ関心を 東近江のブラジル学校、教育支援の院生ら報告 京都外大
MEGA BRAZAIL 12月29日付
「マイノリティと教育」を議論するシンポジウム、京都外国語大学で開催
関連リンク
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