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2017年8月1日

京都外国語大学 学園創立70周年記念特別展 開催


「これが国際文化資料館だ!」



 このたび、国際文化資料館では、2017年8月1日(火)~9月27日(水)、学園創立70周年記念特別展「これが国際文化資料館だ!」を開催いたしました。

 国際文化資料館は、世界各地の民俗資料を収集、研究、展示するため、1990年に準備室を開設、翌1991年に開館いたしました。
 本学の建学の精神<PAX MUNDI PER LINGUAS>に基づき、博物館活動を通して国際的理解を深めることを目的としています。開設当初より博物館学芸員資格課程と連動し、国際性豊かな学芸員を育成する実習の場としての役割も担っています。

 本展覧会では、当館の開設からこれまでのあゆみを概観し、開館以来、収集してきた忍Tobitaコレクション、古代メキシコ・マヤの造形、イスラム文化圏の資料など、世界各地の選りすぐった所蔵品計73点を展示いたしました。

あわせて、マヤ文化のメキシコ・パレンケ遺跡の「たばこを吸う神様像」(レプリカ)の新収蔵品を展示いたしました。これはピラミッド頂上に建てられた神殿の柱のレリーフで、ジャガーの衣をまとった神がたばこの煙をくゆらせている姿が彫られており、実物から直接型取りして制作されています。さらに、同じくパレンケで最も偉大な王と言われるパカル王の土製人物像頭部(レプリカ)も展示いたしました。青年時代と壮年時代の2つの顔の違いを比べることができる2点とも貴重な資料です。

他には、ニカラグアでの発掘調査、福井・越前町でのフィールドミュージアム活動などを写真パネルと映像で紹介いたしました。触れる土偶レプリカの展示や、こま・けん玉など懐かしい日本玩具で遊べるコーナーもあり、幅広い年齢層が楽しめる展示会となりました。

展示を通して資料館のこれまでを振り返るとともに、今後の可能性や魅力を広く発信する機会となることを願って本記念事業を企画いたしました。

ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。



◇展覧会名:京都外国語大学 学園創立70周年記念特別展「これが国際文化資料館だ!」
◇会  場:京都外国語大学国際文化資料館(第二分館10号館4階) 
◇開催期間:2017年8月1日(火)~9月27日(水)
◇休 館 日:日曜・祝日 8月11日~16日
◇開催時間:10:00~17:00
◇主  催:京都外国語大学国際文化資料館
◇協  力:京都外国語大学国際言語平和研究所、博物館学芸員資格課程


【関連催事】
◇国際文化資料館 第11回公開講座「博物館と外部連携」
◇会  場:京都外国語大学第二分館10号館3階教室、4階国際文化資料館 
◇開催日時:2017年9月23日(土・祝日)13:30~15:00
◇申 込 制:申込は、国際文化資料館まで。 電話またはメールにて受付しております。
  電話 075-864-8741
  メール umc@kufs.ac.jp

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展示の様子
展示の様子

忍 Tobitaのオブジェ
忍 Tobitaのオブジェ

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