2019年7月30日
京都外国語大学は6月24日(月)、エルサルバドル共和国文化省と交流協定を締結しました。両国の学術的、科学的、文化的利用に貢献することが目的です。今後の具体的な活動は、本学の国際文化資料館とエルサルバドルの文化省文化自然遺産局が受け持ちます。
【締結内容】
1.エルサルバドルの考古遺産の研究・調査・保存・修復・教育・普及に関する交流
2.エルサルバドルの国が所有する遺跡や国立遺跡公園とそれらに付属する施設、さらに図書館の利用について便宜供与
3.考古学、パブリック考古学、博物館学、総合政策科学に関する協働プロジェクトへの京都外国語大学学生の受け入れ
4.文化財科学、博物館に関する諸技術に関わる情報提供および人材育成
5.書籍の共同出版、研究会などの開催、出版物の交換など情報交換
本学とエルサルバドルとの交流は、1996年に故大井 邦明名誉教授が、エルサルバドルのチャルチュアパ遺跡で考古学調査を開始したことで始まりました。2012年には学園創立65周年記念国際シンポジウム「ラテンアメリカ地域統合への挑戦」の開催を機に、国際文化資料館が考古学・博物館交流の再開にむけて活動。2017年にはエルサルバドル技術大学(UTEC)と大学間交流協定も結んでいます。
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