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2019年10月1日

京都外国語大学名誉教授で、ルイス・フロイス研究の第一人者の川﨑桃太先生が去る9月30日に逝去されました。104歳でした。

川﨑先生は山口県生まれ。1930年ブラジルに渡り、アンシエッタ大学哲学科を卒業後、1955年に帰国、カトリック河原町教会で司祭として奉職されました。その後、京都外国語大学ブラジルポルトガル語学科助手を経て、1975年教授に就任。以降17年間にわたり活躍され、1992年、本学名誉教授に就任されました。

専門研究分野は、言語学・歴史学。1977年~1980年にかけてルイス・フロイス著『日本史』全12巻(松田毅一共訳・中央公論社)を翻訳し、出版。その業績が認められ、1981年、第29回「菊池寛賞」、第35回「毎日出版文化賞」特別賞を受賞 。フロイス研究の第一人者としてご活躍され、100歳の2015年には、研究について総括した著書「フロイスとの旅を終えて今想うこと」(三学出版)を出版しました。

生前を偲び、心からご冥福をお祈りいたします。

なお、通夜・告別式は以下の通り執り行われます。

通 夜 日 時:令和元年10月2日(水)午後6時より
告別式日時:令和元年10月3日(木)午前10時30分より
喪   主:川﨑 靖弘(かわさき・やすひろ)様(長男)
式   場:カトリック河原町教会
      〒604-8006 京都府京都市中京区河原町三条上る下丸屋町423

※香典は辞退されています。
※弔電・供花はお受けになられます。

      

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