2018年1月22日
2018年1月19日(金)午後、本学森田記念講堂で学園創立70周年記念事業「なぜ、ヒバクシャを語り継ぐのか」を開催。2017年ノーベル平和賞の国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(通称・ICAN)傘下、NGO「ヒバクシャ・ストーリーズ」代表を務めたアメリカ人平和活動家、キャサリン・サリバン氏を招いた本講演会には、高校生・大学生含む約400名が参加しました。
サリバン氏は、地球上にいまある核兵器の火力が、第2次大戦で使われたすべての火力の約1100倍と説明。「核兵器は私たちの生活を瞬時に変えてしまうもので、もはや他人事ではない。自分事にシフトして考えましょう」と核廃絶の必要性を強調しました。
この日は6歳の時に爆心地から4kmの屋外で被爆した、長崎県出身の原田 美智子さんも壇上で証言。「72年経った今でも心と体に負った深い傷は消えない。若い皆さんには、戦争を起こさないために、世界各国と協力、心の和をみんなで広げて」と語りました。
講演会を主催した、本学に事務局を置く「被爆者証言の世界化ネットワーク(NET-GTAS)」の長谷代表は「被爆者証言をなぜ語り継ぐのか。それは愛する人のため」と参加者へメッセージを送り、講演会は終了。翌、20日(土)にはサリバン氏が講師を務めるワークショップを開催。約40名が参加し、核兵器がもたらす被害、核廃絶に向けた問題点や道程などを幅広く学びました。
<メディア情報>
●京都新聞
1月19日(金)朝刊・25面核廃絶、NGOサリバン代表が訴え 京都外大で19日講演
●毎日新聞
1月19日(金)朝刊・1/31面ICAN連携の米女性 核廃絶の壁、被爆証言が破る
1月20日(土)朝刊・26面核廃絶目指し想像力を なぜ、ヒバクシャを語り継ぐのか NYの平和活動家・サリバンさん、京都外大で
1月24日(水)夕刊・6面 波のまにまに 胸に愛を置いてみれば
1月31日(水)朝刊・22面 支局長からの手紙 「センバツと平和集会」
●共同通信社
1月19日(金)ICANメンバーが講演、京都
●NHK
1月19日(金)京いちにち・ICANメンバーが講演
●毎日放送
1月20日(土) MBSニュース
●朝日新聞
1月27日(土)朝刊・26面 「核兵器廃絶へ 学生が行動を」右京で講演会
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