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2019年10月3日

都会の喧騒の中、その一角だけが静けさに包まれたカトリック河原町教会。同教会礼拝堂で10月3日(木)、フロイス研究の第一人者・川﨑桃太 京都外国語大学名誉教授の告別式が執り行われました。

式には親族・関係者のほか、森田嘉一理事長・総長ら本学関係者など約50人が参列。祭壇中央には、研究者らしい趣きのある遺影が置かれ、パイプオルガンの荘厳な音が鳴り響き、聖歌斉唱や聖体拝領などの儀式が粛々と進みました。

最後に長男の靖弘さんが挨拶に立ち、「父は真面目な一方で、とてもひょうきんな面もあった。一つのことに向かって、ひたむきに突き進む人生だった」と振り返り、「ブラジル時代の話を聞いたことがないが、きっと苦労が多かったと思う。人生後半にはひ孫も生まれるなど、とても充実していたのでは。その生き方を引き継ぎ、尊敬の念を忘れず生きていきたい」と、話されました。

ルイス・フロイス「日本史」を紐解き、信長・秀吉・家康ら中世日本の姿が現代によみがえりました。

享年104歳。安らかに。

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川﨑桃太先生 遺影
川﨑桃太先生 遺影

挨拶に立った、喪主の靖弘さん
挨拶に立った、喪主の靖弘さん

遺影に手を合わせる森田理事長・総長
遺影に手を合わせる森田理事長・総長

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