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2024年10月18日

11月17日(日)、京都外国語大学英語教育研究会(京都外国語大学大学院博士前期課程実践英語教育コース後援)が「2024年度 より良い英語教育を考える会11月例会」を開催します。興味のある方はぜひご参加ください。

日 時:2024年11月17日(日)13:20~16:40
会場:京都外国語大学533教室(5号館3階)+ZOOM開催

13:00 受付開始(会場受付)
13:20~16:40 講演(途中約20分休憩)

内容:「多様な学力の生徒に対する英語授業の取組」
講演者:山本 宜生教諭(京都市立京都工学院高校)
開催方法:会場(京都外国語大学)+ZOOM開催
参加費:無料
オンライン参加:95名(先着順、PEATIXにより要予約) 
会場参加:事前申込不要、直接会場にお越しください

※詳細およびZOOMオンライン参加申込みはこちらからご確認ください
※定員になり次第、締め切らせていただきます。

問い合わせ先:安木 真一(s_yasugi@kufs.ac.jp)


【講演内容】
1 生徒の交渉能力を高めるStrategic Interactionの実践〜自他の思いを尊重するために
 英語学習の目的の一つとして、多様な人々や文化に触れながら、差異を楽しみ愛しつつも、言語を通じて対話・交渉し、自他の思いを尊重しながら新しい裾野を拓いていく能力を高める、ということが考えられます。そういった言語活動を考案したのがDi Pietro氏であり、日本で紹介したのが三浦孝氏です。前任校ならびに現任校で取り組んだStrategic Interactionの言語活動について紹介します。

2 幅広い英語学力層の生徒達への観点別評価の取組〜生徒の自信につなげるために
 観点別評価が本格的に令和4年度より高等学校でも導入され、今年度が高校3年間の完成年度となっています。「知識・技能」、「思考・判断・表現」、「主体的に学習に取り組む態度」の評価方法には、学校によっても教員によってもかなりの解釈の幅があります。一定の妥当性・信頼性を担保しつつも、煩雑さを回避し、かつ評価を生徒の自信につなげていくための方法について現任校での実践を紹介します。
 

【講師紹介】
北九州市の私立中学校(3年)、京都市の公立高校4校(17年)を経て、2022年から現任校に勤務。現在、研究部で「SSH東ティモール海外研修」の企画立案を担当。生徒4名を引率し、11月2日に帰国。2011年に京都外国語大学大学院(修士課程)修了。大学院では「評価と動機付け」について研究。2016年度と2018年度に京都市立高等学校教育研究会英語部会会長を担当。当時入試改革議論が盛んだったことから『英語教育』(大修館書店)にも何度か執筆。相手の意向と自分の意向が食い違う、そのような葛藤場面において、相手の意向を聴き、自分の意向を相手に伝え、双方が納得できる妥協案を導くStrategic Interaction活動を前任校と現任校で実践。



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