2022年12月26日
12月18日(日)、外国語学部イタリア語学科竹下 ルッジェリ・アンナ教授が、石川県金沢市の鈴木大拙館の要請により金沢歌劇座にて「白隠禅師の教えと修行方法-作品と弟子たちを通して-」と題して講演しました。
竹下 ルッジェリ・アンナ教授は25年にわたり、白隠禅師(1685-1768、日本臨済宗の中興の祖)の思想、修行方法、女性弟子の研究を続けています。本講演では、特に禅公案が欠かせない白隠の修行観を説明し、彼自身の作品および禅画を通して、禅師の魅力を紹介。さらに、衆生救済に最も関連している慈悲(compassion)の役割と重要性を強調しました。
悪天候によって参加できなかった方もいましたが、数十名が受講し、坐禅と白隠の公案透過証明書についてなどの質問が寄せられました。
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