2010年6月25日
6月19日、大学3年次、短期大学1年次の就職ガイダンスに引き続き、「保護者対象進路・就職説明会」が開催されました。
この説明会は、今年度から新たに始められたもので、31名の参加がありました。参加者の自己紹介に続いて、池崎宏昭キャリアサポートセンター長による「就活生とどう向き合うのか」をテーマにした講演では、最新のデータに基づく企業の採用動向について報告がなされました。
まず企業が選考にあたって重視するポイントの中でも専門性について、外国語専攻はわかりやすい専門性であり、とくに企業が重視する英語力(TOEIC)は、各学科において到達目標を設定し、本学の保護者で組織する後援会の支援のもと、対策講座が実施されていることについて紹介がなされました。
また、多くの外大生の弱点になりやすい数的処理能力の向上には、就職のための数学基礎講座を開講し、支援しているので、就職試験対策としてぜひとも受講して欲しいと述べられました。
さらに、企業の厳選採用により長期化する就職活動期間を保護者としてどのように就活生と向き合うかについて、何よりも家族との対話の中で「どこで働くか」を決めておくことと、それに向かったそなえが重要であると強調されました。
講演の締めくくりでは、就活生の心理状態がどのようなものであり、傷つく7つの言葉の説明の中では、多くの保護者がうなずく場面もありました。
講演の後、質疑応答では企業が求める具体的な英語力について保護者から質問があり、企業が求めるTOEICスコアを業種、職種別のデータを具体的に提示しながら回答がなされました。
参加した保護者からは、「就職環境が理解できた」、「学生の心理状態・子供との向き合い方が参考になった」など、今後に向けて参考となる意見が多数寄せられました。
Page top