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2022年9月2日

国際貢献学部グローバルスタディーズ学科竹内俊隆教授の寄稿文が月刊誌『Voice 2022年9月号』に掲載されました。

書 名:月刊誌『Voice 2022年9月号』
発行日:2022年8月5日
出版社:PHP研究所
体 裁:雑誌
価 格:840円(税込)

「国連安保理、準常任理事国の必要性」

本年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻に伴い、国連安保理の機能不全が再び露呈している。
機能不全を改善する短期的な方策としては、拒否権を発動した場合はその説明を総会などでする、大量虐殺や人道上の重大な違反などの案件に関しては拒否権を発動しないなどの「行動規範」を採用する、今回のように「平和のための結集決議」を積極的に活用するなどがある。
中長期的には、安保理の改革(拡大)がある。安保理の改革は2005年に大きな論題になったが、それ以降は大きな論題にさえなっていない。日本は常任理事国入りを悲願としているが、その可能性は皆無と言える状況である。
この論議を進めるためには、さまざまな理由からハイレベルパネルが提示した準常任理事国案が有力と思えると論じた。

【関連情報】月刊誌『Voice 2022年9月号』

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