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2026年10月30日

10月29日(木)、ロシアで活躍する劇作家キリル・フォーキン氏を迎えた、ロシア語学科特別講演会「ロシア演劇における戯曲の位置―ロシア演劇の歴史と現在―」を開催しました。

フォーキン氏は政治学博士の学位を持ち、小説家・劇作家・映画脚本家・エッセイストとしてこれまでに数々の戯曲や映像作品を手がけ、現在はブダペスト演劇映画大学で劇作の指導にあたっています。

講演では、演劇における戯曲の役割を解説。ゼロから作品を書く戯曲家と、演出チームとともに舞台を作り上げる劇場の文芸員という役割の違いを提示し、単体で完結する文学作品に対し、戯曲テキストは音楽や照明、俳優の表現力をまとめる舞台の指示書であると語りました。またフォーキン氏は、文学を舞台の言葉へ変換する脚色の手法や、チェーホフをはじめとする古典作品が現代の劇場で繰り返し上演される理由を解き明かしました。

講演の終盤には質疑応答も行われ、参加した学生たちにとって専門的な知識や生のロシア語に触れる貴重な機会となりました。

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