2014年6月20日
ラテンアメリカの音楽にはレゲェやサンバ、サルサ、フォルクローレ等、様々なジャンルがあり、賑やかなものから子守唄まで多様性に富んでいます。そこには、ロバの顎の骨を用いた「キハーダ」や、鉄製の弦を張り弓のような形をしている「ビリンバウ」のような独特な楽器、「マラカス」や「カスタネット」のような私たち日本人にもなじみの深い楽器などが用いられています。
本展では、ラテンアメリカの楽器を約30点展示し、地域性や演奏方法を分かりやすく紹介しました。またこの企画に関連して、ブラジル・バイーア州の民俗資料も併せて展示し、バイーア州に色濃く残るアフロブラジル(黒人)文化の一端もご覧いただきました。
会場ではボリビアの首都ラパスで行われた現地の人たちによるお祭りの映像もありました。また実際に楽器にさわって音を聴き楽しんでいただいてる入場者が大変多く、みなさまには、ラテンアメリカの生活や文化の多様性に触れていただけたと思います。
会期
平成26年5月13日(火)~6月14日(土)
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)、日曜祝日休館
※会期中は土曜日も開館
会場
京都外国語大学国際文化資料館(10号館4階)
入場料
無料
関連催事
ギャラリートーク(約60分)
日時:平成26年5月17日(土)、6月7日(土)13:30~
会場:京都外国語大学国際文化資料館
京都ラテンアメリカ文化協会会員の野村英男氏が、ラテン音楽の魅力を2回にわたり、さまざまな楽器による音楽や歌を交えて語っていただきました。
主催
京都外国語大学国際文化資料館
共催
京都ラテンアメリカ研究所
出品者
京都ラテンアメリカ文化協会 野村英男
株式会社ミシナプランニング 三品國男
本学スペイン語学科2年次生 山本尋
本学前期修士課程2年次生 植村まどか
協力
国際言語平和研究所、スペイン語学科、ブラジルポルトガル語学科、
京都ラテンアメリカ文化協会、株式会社ミシナプランニング、
京都外国語大学博物館学芸員課程
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