2024年1月18日
皇室の佳子様が国内外で手話を通じてコミュニケーションをされている姿が報道され、最近テレビなどのメディアで取り上げられる機会の多い手話ですが、本学でも2023年12月16日(土)に「共生のための手話に関する講演会(演題:日本手話―日本語とは異なるもう一つの日本の言語)」をハイブリット形式で開催しました。
本講演会には日本語学科のゼミ生や国際教養ゼミの学生、本学手話部の部員や障がい学生支援室の職員等、約20人が参加しました。さらに、本学の協定大学である韓国・釜山外国語大学からもオンラインで学生たちが参加しました。
また、今回講演いただいた講師の平英司先生は国立情報学研究所特任研究員であり、大学として日本で唯一手話言語研究センターを持つ関西学院大学の研究員で、手話通訳士の資格も有しておられます。講演では、基本的なことから、日本での手話の種類(日本手話と日本語対応手話)や、海外の手話(猫や犬も国によって表現が違う等)についてもご説明いただきました。クイズや話し合いによって進められた講演に参加者は興味津々で、言語として手話の存在の大切さについてあらためて認識することができる機会となりました。
本講演会は本学国際貢献学共同研究「言語を活かした平和構築を目指して:多文化共生社会の観点から」(日本語学科 長濵拓磨教授・共通教育機構 香戸美智子教授・グローバルスタディーズ学科 宮口貴彰准教授・日本語学科 花井理香講師)の教育の一環として実施されたものです。
言語として手話を学ぶという発想でさまざまな学科から学生が参加
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