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2020年1月22日

1月22日(水)、2019年度で退職する、外国語学部フランス語学科 小倉博史名誉教授の最終講義「わがフランス語人生とフランス語のなぜについて」が行われ、フランス語との出会いや研究内容を話しました。

小倉名誉教授は、1970年に本学フランス語学科卒業。1971年同大学院外国語学研究科に1期生として入学、修士号を取得します。その後、2年間のスイス留学などを経て、1978年、本学に教員として着任しました。

「フランス語の疑問に、自分で答えを出さなくちゃいけない」。強い意志をもって研究した小倉名誉教授のターニングポイントは、2003年。脳出血で倒れ、生死の境をさまよいながら、4度の手術を経験。退院後、好きなお酒を断ち、約56万字(400字詰め原稿で1400枚)の学位請求論文を執筆し、2005年、博士号を取得。その姿は、まさに本学の基本精神「不撓不屈」を体現したものでした。

講義には、在学生や教職員、卒業生ら約40人が出席。「フランス語だけでなく、同じ語源のイタリア語やスペイン語なども併せて学び、ぜひマルチリンガルを目指してほしい」と授業を締めると、大きな拍手が湧きました。

【関連情報】
1月22日(水)小倉博史名誉教授 最終講義開催のご案内

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「学生時代、航空会社『エールフランス』に就職したかった」と話す
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時折笑い話を交えながら、和やかな雰囲気
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「お疲れ様でした」。同学科のナディーン・バタリア教授から花束
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