2017年11月29日
本学含む2大学と2企業の共同研究チーム(代表機関:京都外国語大学、代表者:外国語学部・石川保茂教授)が開発したeラーニング支援アプリケーション「MALO」が、第2回IMS Japan賞で優秀賞に選ばれました。2018年5月に米国メリーランド州で開かれる世界大会「IMS Global Learning Impact Awards 2018」に進みます。
IMS Japan賞とは、テクノロジーの教育利用において多大な貢献のあった優れた事案を表彰するもので、eラーニング技術に関する国際標準化を進めるIMS Global Learning Consortiumの理念に則り、一般社団法人日本IMS協会が2016年より運営しています。
開発された「MALO」は、eラーニングの促進を目的に、①スマートフォンやタブレットにも対応②利用者間のメッセージ送受信や、知らない単語を登録できる単語帳機能が付加されています。約1年間の効果検証では、授業外で複数の学生による協調学習が進んだことが確認されました。
今後は滋賀県や大阪府内の高校、いくつかの国立・私立大学等で試験的に導入される予定。石川教授は「授業の内外で学生と教員・職員が協働して『学び』の環境を創りあげ、グローバル社会で活躍できる人材育成に貢献したい」と受賞の喜びを語りました。
共同研究メンバー
・京都外国語大学(研究代表機関)
石川 保茂教授(外国語学部 英米語学科)
クレイグ・スミス教授(外国語学部 国際教養学科)
村上 正行教授(外国語学部 教養教育)
近藤 睦美准教授(外国語学部 英米語学科)
・京都工芸繊維大学
坪田 康准教授(基盤科学系)
・株式会社内田洋行
・株式会社インフィニテック
●関連リンク
第2回 IMS Japan賞発表(日本IMS協会HP)
6月12日付「大學新聞」掲載 石川保茂教授ら開発アプリが世界大会で特別賞を受賞
受賞の喜び語る、研究代表者の石川教授(新4号館1階 外国語自律学習支援室NINJAにて)
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