2019年12月11日
12月9日(月)、米国国務省に28年間勤めた元外交官マーク・ディビッドソン氏が「米国大統領選挙2020と日本、インド太平洋地域」について講演しました。ディビッドソン氏は「政権交代もありえる。世界情勢も変わるだろう。国際社会には変化を受け入れ、他者と協働・前進できる人が必要」とグローバル人材の重要性を説きました。
会場の171教室に集まったのは外国語学部国際教養学科生、国際貢献学部グローバルスタディーズ学科生や交換留学生ら100人超。在日米国大使館広報担当官等を歴任し、現在は日本アムウェイ政府・渉外本部ディレクターを務めるディビッドソン氏。「2016年の選挙で国内が分断された。それ以降、選挙への関心度が高まっている。今後はトランプ大統領の弾劾裁判や民主党の候補者が決まる。女性候補が誕生するかもしれない」などと選挙を展望しました。
最前列に座った女子学生はディビッドソン氏をまっすぐにみつめ、一言一句、聞き漏らさぬようメモ。「日本の若者が選挙に対するモチベーションを高く持つためにはどうすべきか?」と質問する場面も。ディビッドソン氏は最後に「想像力としなやかな強さ、何度転んでも起き上がる姿勢を在学中に身につけてほしい」とエールを送りました。
関連情報
12月9日(月)講演会 “Red States, Blue States, United States: The 2020 U.S. Elections, Japan, and the Indo-Pacific Region.” 開催
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