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2023年7月27日

第14回日本大学英語模擬国連大会(JUEMUN)が7月7日から9日まで神戸市外国語大学で開催され、日本とドイツなど12大学から180名を超える学生代表と30名の学生ボランティアが参加しました。今年の会議は「世界の未来を担う子どもや青少年の権利の実現」というテーマで実施、本学からは代表、学生リーダー、組織委員会のメンバーとして学生26名、教員3名が参加しました。

本学、神戸市外国語大学、ノートルダム清心女子大学は、2010年に始まった本会議の主催大学としての役割を果たし、教職員と学生がオンラインと対面で1年間、会議の開催、議題情報の調査、ガイドラインの作成、JUEMUN学生リーダー向けの研修セッションの促進などに取り組んできました。今年は本学の学生4名が議長、7名が委員会と地域ブロックの進行役を務めました。

JUEMUNは、外国語としての英語 (EFL) 学習者向けにつくられ適応された世界初の模擬国連 (MUN) 会議と考えられており、教員が主催し、学生が主導するこの会議に学生の参加と協力を促すため、 MUNのルールと手順を適応させており、さまざまなMUNの学術分野コミュニティにおいて認められています。

JUEMUNの代表者は、代表する国連加盟国を割り当てられ、それぞれが独自の議題を持つ3 つのユニセフ会議に組織されます。各会議には4つの委員会とサブトピックを割り当てており、代表者は各国のスピーチを発表、議題に関する提案の後、他の代表者と交渉し議題に関連する決議草案を作成します。最終日の3日目は総会で決議案が投票され、閉会式で最終概要が発表されます。

学生代表が会議の議題を審議する一方で、JUEMUNは教員向けに、模擬国連に関する研究や実践的なアプローチに関する学術発表を行うグローバルネゴシエーションシンポジウム (GNS)も主催しています。今年はMUN特有の言葉のデータベース、コーパスの開発、MUNへの参加とTOEICスコア向上の関係、MUNカンファレンスの準備におけるChatGPTの使用方法などをテーマに、9つのプレゼンテーションが行われました。また、ドイツ国際連合協会(UNAドイツ)ノルトライン・ヴェストファーレン支部会長であるトーマス・ヴァイラー教授が国連安全保障理事会の歴史と現状の問題について、元ユニセフ職員で神戸市外国語大学の松田裕美講師がルワンダの初等中等教育を対象としたUNCIEF教育プロジェクトについて発表しました。

2024年のJUEMUNは7月にノートルダム清心女子大学で、2025年は本学で開催予定です。本学の活動の詳細については、アングス・マグレガー准教授(グローバルスタディーズ学科)、イアン・ギブソン教授カラム・アダムソン准教授(英米語学科)までお問い合わせください。


JUEMUN 2023 カンファレンスビデオ

JUEMUN 2023京都外国語大学 学生リーダー
Ayane Maekawa (Department of Global Studies) Committee Chair
Aviruth Chanitsara (Department of Global Studies) Committee Chair
Ryo Nakatsuji (Department of Global Studies) Committee Chair
Eita Shimakura (Department of British and American Studies) Committee Chair
Ken Torito (Department of Global Studies) Committee Facilitator
Ena Kambashi (Department of Global Studies) Committee Facilitator
Yurika Jalu (Department of Global Studies) Committee Facilitator
Alex Drayton (Department of Global Studies) Committee Facilitator
Adella Maureen (Department of Global Studies) Regional Bloc Facilitator
Albert Horasio (Department of Global Studies) Regional Bloc Facilitator
Boonyakida Chanikarn (Department of Global Studies) Regional Bloc Facilitator

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