2021年1月21日
教養教育の伊多波宗周准教授が第3章 恐怖の在処「人工知能はなぜ恐れられるのか－近代社会原理への脅威という観点から」の項目を分担執筆した『ロボットをソーシャル化する ｢人新世の人文学｣10の論点』が刊行されました。
書 名：『ロボットをソーシャル化する ｢人新世の人文学｣10の論点』
著 者：松浦和也編著
発行元：学芸みらい社
発行日：2021年1月21日
体 裁：A5・256ページ
ISBN ：9784909783639
価 格：本体2300円＋税
1950年代にはじまった第一次人工知能ブーム、1980年代からの第二次人工知能ブームに続く第三次人工知能ブームを経た現在、ロボットやAIをめぐる期待論と脅威論は噛み合うこともなければ、歩み寄ることすらもない。この断絶を挟んだ両立場の溝を埋めるために、人文学にできることは何か？
現状の技術の正確な理解をふまえ、思想史、社会科学、教育学など多角的な視点から、人新世におけるロボット＝AIと人間のスリリングな共生―この10年の社会ビジョン―を具体的に提言する人文学の挑戦。
伊多波准教授は第3章で社会哲学的な観点から人工知能への恐怖を「量的全体恐怖」および「質的全体恐怖」に分けて分析した。
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学芸みらい社
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