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2015年7月31日

 本学と国際交流協定を結ぶ大学の学生に短期間での日本語研修の場を提供し、日本語や日本文化に対する理解を深めることを目的とする「短期日本語研修プログラム」。2015年度同プログラムは、7月4日~7月26日の23日間、8カ国9大学から33人の学生が参加し、盛大に実施されました。本学では日本語の授業の他にも、茶道、華道、書道など日本の伝統文化を実体験し、参加学生はすっかり日本ファンになった様子です。後半の一週間はホームスティ体験。日本食を賞味するなど日本人の日常生活にも触れ、研修生ならではの貴重な経験も数多くこなしました。

 このプログラムのもう一つの大きな目的は、本学学生との交流。その一つ、研修生の通常授業への参加。グアダラハラ自治大学(メキシコ)からの3人とコスタリカ大学(コスタリカ)からの2人、計5人の研修生が、ファン・ディアス先生の『実践スペイン語』の授業に本学在学生との交流を求めて参加。突然の来訪にも明るくフランクに交流。思いがけない友好の機会を存分に楽しめる時間となったようです。

 7月22日には、この秋に出発を控えた本学派遣留学生との交流会が行われ、8カ国9大学からの研修生全員が参加し、それぞれ母校の様子などを説明し、留学への期待をいっそうふくらませました。
 そして帰国を控えた7月25日、短期日本語研修生33人は、2014年9月、2015年4月入学の帰国交換留学生47人、留学生別科生(文部科学省奨学金留学生)5人、短期英語研修生5人、計90人と共に、修了式に臨み、それぞれ修了証書を受け取りました。

 その中の一人、カナダ・ケベック大学モントリオール校からの研修生、ジェレミー・ドウルセンさんは、大学での専攻はビジネス、「日本は初めて。京都は伝統と新しさがミックスしていて、とても素晴らしい街。嵐山は自然があって、神社、お寺があって、静かなところが好きです。お茶、生け花、書道も楽しかった。京都弁もすごく良かった。気に入った単語は、“あかん”“ほんまに”“わからへん”“おおきに”かな(笑)」と。すっかり京都が好きになったそうです。帰国後は、もっと日本語を勉強して日本とのビジネスに役立てたいと笑顔で話してくれました。

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足のしびれに耐えながら、茶道を体験
足のしびれに耐えながら、茶道を体験

筆遣いに四苦八苦
筆遣いに四苦八苦

修了式では、松田武学長より修了証書が授与されました
修了式では、松田武学長より修了証書が授与されました

ホストファミリーとの記念撮影
ホストファミリーとの記念撮影

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