2019年11月19日
11月18日(月)、「民間外交の可能性―大使館/国際交流・ユネスコ教育―」と題した講演会を開催し、国際教養学科をはじめ、在学生約100人が参加しました。
これは今年で創設10周年を迎えた国際教養学科ナショナルウィークの企画によるもの。2015年度同学科卒業生で、韓国国際交流財団に勤務する高民志(ゴ ミンジ)さんと、ユネスコ教育の第一人者として知られる玉川大学教育学部の小林亮教授が登壇しました。
高さんは、在学中に経験したことや、現在の仕事について「京都外大での様々な学びが今につながっている」とスピーチ。小林教授は、「民間外交における教育の力について、自分と異なる立場から見た現状を理解することが重要」と述べました。
その後、民間外交をテーマとした対談では、日韓関係についての話題も。韓国出身の高さんは、「政府間は折り合いがつかない状態だとしても、私たち市民レベルでは今も多くの交流が続きます。」と答え、「地道な草の根外交が国交改善につながる」と述べました。これに対して、小林教授は「お互いの国の事実を伝え合う教育を行い、敏感な問題についても共有することが必要」とコメントしました。
対談の様子
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