2020年7月17日
デジタルツーリズムの研究開発プロジェクトに取り組む国際貢献学部グローバル観光学科エリック・ハーキンソン准教授が、UNWTO(世界観光機構)のHEALING SOLUTIONS FOR TOURISM CHALLENGEでアジアファイナリストに選出されました。
新型コロナウイルス感染症の影響で大きなダメージを受けた観光産業。この状況を打破するため、UNWTOは新たなソリューションと革新的なアイデアを募り、2020年3月にHEALING SOLUTIONS FOR TOURISM CHALLENGEをスタートしました。
ハーキンソン准教授はアジア地域から選ばれたファイナリストの1人で、将来に向けて観光業界のデジタルソリューションの第一人者として認められています。今回のプロジェクトは「ARientation」と呼ばれる学修拡張実現のための無料で使いやすい没入型学習のプラットフォームで、2015年にスタートしました。現在では、アジアをはじめとする世界中のコミュニティや大学、観光地で展開しています。
ハーキンソン准教授は「一般に拡張現実と仮想現実がこれまでにも増して個人情報収集の獲得に乗り出している現状があるなかで、このプロジェクトをプライバシーに配慮したデータ収集というアイデアを促進する方法として活用していきたい」とコメントしています。
【関連リンク】
・ARientation
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