2012年7月30日
「あなたが願う“平和の短冊”」集計結果
7月3日から10日まで1号館1階の踊り場に展示された「平和の笹」。現代社会研究ゼミ(長谷邦彦教授)の学生らが製作する「京だけ新聞」の特集でも紹介され、それぞれの願いが込められた数多くの短冊が集まりました。現代社会研究ゼミでは、集まった短冊を回収し、集計・分析しました。京都外大生たちは短冊にどんな願いを込めたのか、「京だけ新聞」の4人のゼミ生に報告してもらいました。結果は以下のとおりです。
※集まった短冊総数 426
以上の結果を踏まえて、「平和の短冊」の作成、集計に携わった学生は次のような感想を話してくれました。
「世相を反映させる結果になったと思う。就職が難しいと自分が感じているように、就職や仕事に関しての願いを書いているものが少なくなかった。自分も含め、将来に対する漠然とした不安を抱いている学生は多くいるのだと思った。」
「社会的なことよりも、みんな自分の周囲やすぐ近くで起きている身近なことに強い興味や関心を持っているのだと実感した。」
「始めは『平和』に関しての願いを書くという目的を伝えて短冊を配ったが、1号館に設置した時には特にテーマを決めなかった。短冊には個人的な願い事を書いたものが多く見られたが、これが情報の発信が不十分であったことが原因のひとつであったなら少し残念に思う。」
「予想以上に多くの短冊がかけられ、それぞれの願いを見て、心の奥に秘めたものがある日本人の奥ゆかしさが感じられた。」
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