2024年1月16日
共通教育機構伊多波宗周准教授が翻訳を担当した『所有とは何か』が刊行されました。
書籍名:所有とは何か
著 者:ピエール=ジョゼフ・プルードン
訳 者:伊多波宗周
出版社:講談社(講談社学術文庫)
発行日:2024年1月11日
体 裁:A6、416頁
ISBN :978-4-06-534580-1
定 価:1,380円+税
本書は、激動する19世紀フランスに生きた社会思想家ピエール=ジョゼフ・プルードン(1809-65年)の初期の主著。紛れもない社会哲学の古典である本書の邦訳は1971年になされたあと半世紀以上、新しいものは登場していない。本書は、気鋭の研究者が清新な日本語で作り上げた新訳であり、格差が激化する今こそ熟読したい1冊である。
[本書の内容]
ブザンソン・アカデミー会員諸氏へ
第一章 本書が従う方法論――革命という観念
第二章 自然権とみなされる所有について――所有権の始動因としての先占と民法について
第三章 所有権の始動因としての労働について
第四章 所有は不可能であること
第五章 公正・不公正の観念の心理学的説明および、統治と法の原理の確定
訳者解説
【関連情報】
『所有とは何か』(講談社)
Page top
Copyright © 2014-2024 Kyoto University of Foreign Studies, Kyoto Junior College of Foreign Languages All rights reserved.