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2019年12月17日

12月17日(火)、外国語学部国際教養学科主催の講演会を開催し、国際教養学科をはじめ英米語学科や、国際貢献学部グローバルスタディーズ学科などの学生約50人が参加しました。
講師に公益社団法人日本国際民間協力会(以下NICCO)京都本部の大豊盛重氏を招き、「国際NGOで働くとは?」というテーマで講演しました。

大豊さんは、NHK京都放送局やテレビ番組制作会社勤務を経てNICCOに入局し、マラウイやパレスチナ赴任を経て現在は京都本部で海外事業部や広報を担当しています。講演では、海外駐在での経験について話し、NICCOでの取り組みを例に国際協力の在り方を問いかけました。「国際協力は政府や国際機関、民間企業など様々なアクターが関係しており、国際NGOはあくまでその中のピースの一つ。貧困や格差など、国際的な問題を解消するには市民の力が何よりも必要です。そこには、僕や、学生の皆さんが含まれます」と、まとめました。

2011年3月、東日本大震災のニュースを受けてはじめて支援活動に向かった大豊さんは、混乱の中で目の当たりにし、衝撃を受けたといいます。国際支援を行うにあたり、「この時代に生きるうえで、一人ひとりにいろいろなストーリーがあることを知っておくことが重要」と述べました。
国際協力に興味を持つ学生が多く参加しており、講演後には、NGOに入るための相談や質問の手が多く上がりました。

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「難民の数が年々増加していることを知っていますか?」
「難民の数が年々増加していることを知っていますか?」

広報誌を手に説明する大豊さん
広報誌を手に説明する大豊さん

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