2020年12月1日
11月26日(木)、外国語学部ブラジルポルトガル語学科1年次生対象の学科交流会を、洋菓子店「Castella do Paulo」で開催しました。
同店は、北野天満宮大鳥居の横にあるポルトガル菓子専門店。少人数グループに分かれるなど感染対策をしっかり行なった上で、店主のパウロ・ドゥアルテ氏からポルトガルの伝統菓子について解説を受けました。その後、日本のカステラとポルトガルの”元祖”カステラPão de ló(パォンデロー)の食べ比べを行いました。
日本のカステラは、16世紀にポルトガル人宣教師たちが伝えたものに改良が重ねられ、現在の形になったと言われています。学生たちはパウロ氏の説明に熱心に耳を傾けながら、ポルトガルアソーレス諸島原産の紅茶と一緒に堪能し、材料や製法、形のちがう2種類のカステラを楽しみました。
古い酒蔵を改造した店内は調度品や民芸品で飾られ、その様子はまさに「小さな博物館」。現地の田舎家に招待されたようなアットホームな雰囲気の中、ポルトガルの文化に触れた1年次生たちは、学習意欲がより一層高まったようでした。
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