2015年6月8日
『対米依存の起源――アメリカのソフト・パワー戦略』が2月19日に発売されました。これは、2008年に刊行された『戦後日本におけるアメリカのソフト・パワー ――半永久的依存の起源』を読みやすく再編集したもので、新たな加筆・増補も加えられています。
なぜ日本はこれほど深くアメリカに依存してしまっているのか、なぜそこから抜け出すことができないのか、その秘密を描き出していく内容です。是非ご一読ください。
書籍概要
【タイトル】『対米依存の起源 ――アメリカのソフト・パワー戦略』
【目 次】はじめに――「知」「権力」「カネ」と日米関係
第1章 占領期の対日文化政策――民間情報教育局
第2章 冷戦、「逆コース」、そしてナショナリズムの台頭
第3章 独立の代価――「ソフト・ピース」と日米安保条約
第4章 東京でのジョン・D・ロックフェラー三世――文化交流か「文化帝国主義」か
第5章 ロックフェラー報告書――共産主義の脅威に対抗して
第6章 日米文化交流の制度化にむけて
第7章 知識人への文化構成
第8章 日本の知識人を親米派に――ロックフェラー財団の活動を中心に
第9章 東京大学=スタンフォード大学共催のアメリカ研究セミナー
第10章 京都アメリカ研究セミナー
第11章 米国のソフト・パワーの光と翳
【著 者】松田 武
【出版社】岩波書店
【発売日】2015年2月19日
【定 価】2,400円(税抜)
【体 裁】四六判・並製・カバー・294頁
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