2012年10月18日
http://hiroshima-nagasaki.com/
国連軍縮局がこの8月から、アメリカ在住の原爆被爆者12人のインタビュー・ビデオをインターネット上で公開を始めました。このプロジェクトは、本学が取り組んだ動画の字幕用に7つの言語に翻訳する活動があって実現したものです。国連軍縮局から翻訳にあたった学生や監訳を担当した先生方宛に感謝状が届きます。贈られた感謝状を授与するセレモニーと、本学が翻訳した字幕入りのビデオ作品を一緒に見る集いを、外大祭に合わせて以下の日程で開催いたします。皆さん、ぜひご参加ください。
★感謝状授与式
日 時: 2012年11月3日(土) 13:25~
会 場: 11号館2階ラウンジ
内 容: 「国連プロジェクト」の簡単な解説のあと、感謝状を監訳・翻訳に協力していただいた皆さんに授与。引き続き、代表的な作品2つを上映します。
★ビデオ上映
この日は11:00から15:30まで、同ラウンジで、翻訳協力した7言語を含む字幕付き作品をパソコンで見ることができます。
4月中旬に「翻訳協力」を決めた本学では、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、中国語、イタリア語が各学科で、また学科のない韓国語は日本語学科が協力することになりました。
第1期として被爆者6人分の翻訳が7月中旬に完了し、8月1日に公開がスタート(国連プレスリリースによる)。引き続き第2期として別の被爆者6人の翻訳を10月中旬に終えました。10月末までに公開が始まる予定です。協力者は、翻訳作業だけで50人を超えました。
なお、国連の被爆者ビデオを見るには、www.hiroshima-nagasaki.com にアクセスしてください。サイトの解説文のうち「translations」コーナーには「Translation services were kindly provided by Kyoto University of Foreign Studies.」と記述されています。
また、感謝状には「このプロジェクトは、貴学、京都外国語大学からの翻訳協力がなければ、成し得なかったでしょう。皆さんの核軍縮への支援を受け、我々も広島・長崎の悲劇を二度と繰り返さないためにより一層の努力をいたします。国連軍縮局を代表して、軍縮と核兵器のない世界の実現に対する貴学のご協力に心より感謝いたします。」と書かれてあります。
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