2024年10月28日
七条えんま堂(正法寺七条別院)および西七繁栄会(商店街)で10月27日(日)に開催された「七条えんま堂まつり」(主催:西七繁栄会)に本学の学生が出店。京都のまちを1つのキャンパスと捉える本学の取り組みとして、昨年に引き続き、西七繁栄会を中心とする地域コミュニティのイベントに参加しました。
外国語学部スペイン語学科からは、1年次生から4年次生までの有志学生やスペイン語圏からの留学生が参加。昨年も実施した「クイズでスペインを知ろう!」では昨年のクイズにスペイン語圏の国々の食べ物や動物に関するクイズを追加して準備。友達と一緒に参加した子どもたちは一緒に話し合いながら回答したり、家族でクイズに参加するなど、参加者はスペイン語圏の文化に触れました。また、今年は新たな試みとして、メキシコのスナックであるタコスチップスを2種類のディップソースとセットで販売。予定していた数が完売し、途中で補充をするなどとても人気でした。さらに、今回は女性スタッフが、子供たちも観ている映画「リメンバー・ミー」のもとになったメキシコの伝統行事「死者の日(Día de Muertos)」にちなんで、花をモチーフにしたフェイス・ペイントをしてイベントに参加。フェイスペイントをみて興味を持った子どもたちに急遽路上ペイントを実施。花やハート、骸骨やコウモリなどのリクエストに応えました。鏡を見て、ニッコリと満足そうな少女たちの笑顔が印象的でした。さらに、日本語教師としてメキシコの日墨学院に勤務していた卒業生も参加し、メキシコの民芸雑貨の販売を通して、可愛い雑貨に込められた先住民の人たちの思いを、珍しさに足を止めた方々に伝えることができました。
国際貢献学部グローバル観光学科の河上ゼミの学生が昨年度に引き続き「うみねるプロジェクト」として出店し、カナダへの移民を輩出した和歌山県美浜町のシーグラスをモチーフにし、京飴とコラボした「うみねこキャンディー」を販売しました。うみねこキャンディーは、「ウミネル」(みずあめ)と「うみねこグラス」(キャンディー)として商品を2種準備しました。昨年は、ウミネルの味のイメージが難しく購入しにくいという意見が多数ありました。そのため、今年は味のイメージがしやすいように、1杯100円でウミネルの試食ができる「れんげdeウミネル」という試みを新たにおこない、その結果、たくさんの方々に興味を持って購入いただくことができました。なお、この企画では、昨年のえんま堂まつりで谷口たばこ店様からご提供いただきました廃棄処分予定だった「れんげ」を活用させていただきました。
あっという間の一日でしたが、学生たちは、来場者のみならず、参加した地域企業や地元の青年会、そして他大学の学生たちとも交流する機会ともなりました。それぞれが社会に貢献する意義を自ら体験し、その意識を深めることができた貴重な一日となりました。
七条えんま堂について・・・
七条通の南側に立つこのお堂は、創建は不明ながら、かつては「北向山十王堂」と呼ばれていました。宝暦3年(1753)に記された『十王堂記』によると、寛永2年(1625)にはすでにこの地に前身となる十王堂が存在していたことが知られます。また延享2年(1745)刊行の『京羽二重大全』の「閻魔王像」の項には「十王堂 西七条村」と記され、江戸中期にはよく知られた十王堂であったことがわかります。(公式ウェブサイトより)
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関連リンク
西七繁栄会(商店街)Instagram
七条えんま堂 正法寺七条別院 Instagram
Yahoo!ニュース記事「【京都市下京区】十人の冥界裁判官のいる商店街でえんま堂祭りが大盛況 人気のあんぱんまんじゅうも健在!」(URL:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/94b784e94e877e40f8970427366f00fcbc226827)
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