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2023年10月28日

京都外国語大学公式グッズのサステナブル化

SDGsや環境問題について学ぶ国際貢献学部グローバルスタディーズ学科の「Peace Design Seminar」(アングス・マクレガー准教授担当ゼミ 発案者:伊藤 佐恵子さん)が、これまでの教室での学びを実際のアクションに起こしたいと思い、インターン先であるsampai(代表:宮武 愛海さん 同学科卒)の協力を経て、同じ地域に拠点を置くコバオリ株式会社との産学連携活動を立ち上げました。

本プロジェクトの目的は、大学オリジナルグッズのサステナブル化です。また、産学連携による地域コミュニティと学生の共同を通じて学生にコミュニティへの関わりを持ってもらうことも目的としています。
今回制作したオリジナルグッズは、大学のイベント等で配布される予定となります。

【制作物の特徴】
お米を原材料とする「Rice Resin®」を使用したバイオマスプラスチックによる環境に配慮したクリアファイルです。 
クリアファイルのようなワンウェイ商品(使用後に基本的に廃棄され、消費量が多い)を、Rice Resin®素材(生産から廃棄までの過程で従来のプラスチック製品と比較して排出されるCO2を削減できる)の製品に代替することで環境に配慮されたグッズになりました。また、ファイルのデザインは在学生や卒業生から募集し、多くの人にSDGsや環境について考える機会を提供しました。

Rice Resin®について】
食用に適さない古米、米菓メーカーなどで発生する破砕米など、飼料としても処理されず、廃棄されてしまうお米を、新しいテクノロジーでプラスチックへとアップサイクルした素材。
原料としての米は最大70%まで混ぜることが可能で、石油系プラスチックの含有量を大幅に下げ、焼却時のCO2排出削減に貢献します。カーボンニュートラル、フードロス削減にも繋がる新しい素材として注目されています。

コバオリ株式会社について】
1947年に織ネームを原点に京都に創業。ブランドラベル(織ネーム、プリントネーム)を中心に機能商材の開発やアパレルOEM生産、神社仏閣の授与品の制作などを行っている。現在は、日本だけではなく世界各地に拠点を持ち、京都から海外展開をしている。また、SDGsに関する取り組みに力を入れており、環境に配慮した新たな技術の開発や地域コミュニティの清掃活動をしています。




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記念写真
記念写真

SDGsや環境に配慮した取り組みについて語る
SDGsや環境に配慮した取り組みについて語る

ライスレジン®のクリアファイル
ライスレジン®のクリアファイル

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