2018年12月7日
12月6日(木)、桂雀喜(じゃっき)氏を招いた中国語落語の独演会が9号館6階のユニバーシティーギャラリーで開催されました。
2004年、公演で訪れた中国で地元の人と会話できなかった経験から、趣味で中国語を習い始めた雀喜さん。今年2月には天満天神繁昌亭(大阪)で全編中国語による落語会に初めて挑戦した個性派です。にわか仕立ての高座に、出ばやしとともに登場した雀喜さんは、流暢な中国語であいさつ。約1時間、古典落語の「時うどん」を日本語で、落語の「動物園」を中国語で披露。絶妙の語りと動作に集まった学生ら約70人が笑いの渦に包まれました。
公演後、たくさんの学生から手が上がり、好きな中国の言葉や、語学を修得するうえでモチベーションを保つ秘訣についての質問がありました。これに対して、「外国人との交流を後押しするのは“笑い”が一番。会話が少しできるようになると、相手とコミュニケーションが取れるようになる。そうなれば、うれしいし、モチベーションにもつながる」と話していました。中国に日本の伝統文化を伝えるべく奮闘されています。
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