2012年11月30日
切手は郵便の前払い印紙としての機能をもつものです。やがて実用性を越えて記念切手や収集家を対象とした動植物、名画など特定の図案(トピカル)の切手が発行されるようになりました。その図案や発行の背景、意味が研究の対象となり、切手収集は研究の意味を含む「郵趣(philately)」という言葉で表現されます。
この切手展は、京都外国語大学 辻豊治教授がラテンアメリカおよび欧米主要国の切手をコレクションしたもので、これらの地域の歴史(人物、事件)、文化(食物、舞踊、絵画)、風景、産業など各国の特徴が理解できるように構成いたしました。世界最初の切手「ペニー・ブラック」、世界最初の記念切手「ペルー鉄道切手」、メキシコ革命時代の「内戦切手」、各国の「チェ・ゲバラ切手」、9.11 切手、タイタニック百周年切手の他、世界遺産・観光切手、名画切手などを展示しました。
会 期: 平成24年11月2日(金)~11月30日(金) 午前10時~午後5時
休館日: 期間中の日曜日、11月17日(土)
会 場: 京都外国語大学国際文化資料館(第二分館内10号館4階)
入館料: 無料(事前申込不要)
主 催: 京都外国語大学国際文化資料館
後 援: 京都ラテンアメリカ研究所
協 力: 国際言語平和研究所・京都外国語大学博物館学芸員課程
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