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産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業

採択プログラム概要

【テーマA】滋京奈地区を中心とした地域社会の発展を担う人材育成(平成26年度終了)

京都外国語大学は、平成24年度「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」に採択されました。採択された取組の名称は、「滋京奈地区を中心とした地域社会の発展を担う人材育成」です。滋賀県・京都府・奈良県の16大学がグループを形成し、地元の企業、経済団体、地域の団体や自治体等のニーズを反映させてカリキュラムの改善、プログラムの構築により、学士課程教育の質的向上を図るのみならず、産業界等にも働きかけながら大学教育にふさわしい人材育成産学協働体制の確立を目指し、プログラム終了後も「滋京奈地域産学協働連携協議会」は継続されます。

【テーマB】京滋奈地域における産学連携インターンシップ等による人財育成

平成26年10月に、インターンシップ等の取組拡大に向けた連携強化を目的として「滋京奈地域インターンシップ推進協議会」を発足しました。これはテーマAでの取組成果を生かし、事業を推進してきた京滋奈地域の11の大学・短期大学でグループを形成し、これまで連携してきた産業界等5団体と連携したものです。この推進協議会の中核となる取組が「社風発見インターンシップ」であり、大学の枠を超え、地域の企業と連携しながら新たにプログラムを開発した、低年次向けのアクティブ・ラーニング型のインターンシップです。これに加え、インターンシップに関わる企業や学生に対応する人材を育成する「担い手プロジェクト」も実施しています。明確な担い手像を打ち出し、更には担い手たる人物を育てるための教育プログラムの策定を目指します。

本学の取組

1.地域連携における発展型インターンシップ「多言語ショップ(Multi-Lingual Shop)」の開設【平成24年度~平成26年度実施】

[取組の内容]
大学にある多言語・多文化の資源を、地域社会や企業のニーズによって学生の力を活用して社会貢献につなげるものです。各言語学科から完成年度まで継続的にかかわれる学生を公募し、学生が主体的にいろいろな言語サービスをおこなうショップを経営しました。活動内容は簡単な商品カタログやパンフレット、あるいはメニューなどを多言語・他文化からの翻訳・翻案や多言語・他文化への翻訳・翻案などへの援助と成果物の作成である。教員は成果物の精緻化や評価をおこない、また教職員はこの活動の支援をおこないました。成果としては延べ人数(卒業した学生・留学生を含む)150名の学生が関わり、学生の主体的な活動が新聞紙上でも紹介され、外国語学習の職業的意義を確認しました。

2.「産業界等との連携ならびに実施推進体制」における「新卒者就業定着プロジェクト」【平成24年度~平成26年度実施】

[取組の内容]
業種・規模・人材育成の戦略などの違いによる多様なニーズを大学教育に反映するため、内定者から協力者を募り就職先の産業界等と連携して2年間のパネル調査を実施しました。この調査で得たデータを使用しケース教材を作成し、多様で変化の激しい職場で遭遇する数多くのショッキングイベントと対処法をケーススタディすることにより、大学のキャリア教育に重要な要因をフィードバックすることができました。成果としては異文化環境における定着のプロセスを援用した支援の必要性を発見できました。授業展開ではケース・スタディという形式で導入し、受講生は企業組織におけるストレス・コーピングについて熱心に議論を交わしました。

3.「社風発見インターンシップ」の実施【平成26年度より実施】

[取組の内容]
「社風」をキーワードに、連携する14大学の学生がそれぞれグループを組み、滋賀・京都・奈良の中小企業の特徴や社風を観察・実感することで、学生自らが自身の将来や大学での学びに対する気づきを得ることを目的とした低年次向けのアクティブ・ラーニング型のインターンシップです。また、本学では体験型インターンシップの課題改善につなげるために、インターンシップ等のコーディネート業務を担当する教職員に対して、知識の会得とスキルアップの研修を行い、専門性のある人材を養成します。

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